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bootcampのWindowsとAppleデバイスとの共有方法は?

2020.6.30.TUE


iphoneとMacとiPadをメインにしていると、行いたい作業はAppleデバイスでほぼ完了するため何ら問題ないのですが、たまにWindowsでないと出来ないことが発生することがあります。Windowsはbootcampを使用しているのですが、そんな時に1番悩むのが、bootcampのWindowsとAppleデバイスとの間でのデータの共有方法。いくつか方法はあるようですので、例に上げながら検討してみたいと思います。「出来る、出来ない」よりも「これから長い間(できれば一生)、ストレスなく使い方を忘れることのない方法を見つけ出す」ことがキーポイントになると気づきました。さらに、もっともっと重要なことにも気づきましたので、その点も書きたいと思います。


< 1.Finder上のハードディスク >


真っ先に思い付いたのは、MacのFinderのサイドバーに表示されているハードディスクでした。

Finder上のハードディスク

Finder上のハードディスク

ここにアクセス出来ればWindowsとの共有は簡単ですし、インストールといった作業は何も必要ありません。単純で分かり易いのですが、いざ触ってみるとファイルのドラッグが出来ないなど、一定の制限がありました。ハードディスクを構成する専門的なフォルダも多く、日常的に触ってしまうと思わぬトラブルが発生しそうです。この辺りに詳しい知識が無い以上は、深入りしないほうが賢明と感じました。

また、仮に上手くいっても共有できるのはbootcampを使用しているMacとそのWindowsだけで、その他の機器は全て取り残されてしまいます。以上のように、メリットがほぼ無いのでこれ以上の詮索はせず断念しました。

共有が弱い

共有が弱い

< 2.Time CapsuleのNAS機能 >


「AirMac Time Capsule」はWi-Fiルーターなのですが、NAS機能を搭載しているので、インターネット環境さえ整えれば簡単にTime Capsuleへデータ保存が出来て、アクセスも可能です。容量も2TB以上あり共有には十分あります。Appleの純正製品なので、使いやすく設定し易いのも大きなメリットです。Windowsでも設定が出来るので(リンクに飛びます)共有の選択肢としてはありかな、と考えました。

AirMac Time Capsule

AirMac Time Capsule

しかし、Time Capsuleはハード製品ですので、常時使用するには電源を入れ続けないといけません。他のApple純正製品と比べてみても、Time Capsuleは熱がこもりやすく、24時間電源を入れているといつ壊れても不思議では無い感じがします(特に夏場)。共有できるのがWi-Fiルーターが届くエリアだけで、「どこでも My Mac」がmacOS Mojave以降廃止されているので、Wi-Fi未到達のエリアまで移動すると共有はできません。また、iphoneやiPadからのアクセス設定が難しく(もしくは出来ない)、2018年に販売終了したことを鑑みると、今後のサポートにも一抹の不安あるかと感じました。

Time Capsuleはエリアが狭い

Time Capsuleはエリアが狭い

< 3.クラウド >


ここまでお金を使わない方法を検討してきましたが、理想通りにはなかなかならないので、多少の出費はあっても今後しばらくは安定して使えるであろう、「クラウド」を選択するのが良いように感じました。クラウドサービスは多種多様です。有名なIT関係の会社だけでなく、本当に多く企業が参入していますので選ぶのが困りますが、まずは「Googleのバックアップと同期」を使ってみました。

「Googleのバックアップと同期」の1番の特徴は、15GBまで無料で使用できることで、これは大きなメリットだと思います。設定はインターネットからダウンロードし、MacだけでなくiphoneやiPad、Windowsでも使用可能です。1.と2.の検討を考えれば、一気に問題解決しますので、「出来る、出来ない」のレベルでは何ら問題は無いでしょう。

Googleのバックアップと同期

Googleのバックアップと同期

15GBまで無料と書きましたが、ビジネスとして使用していると15GBでは足りなくなってきますので、本格的に運用するのであれば有料プランを使うことになります。ここで引っ掛かるのが、支払方法。使用するクラウドサービスに対しては、支払方法としてクレジットカード情報を提供しなければならないことがほとんどで、例えセキュリティ対策がされていたとしても、これをむやみにweb上で提供していくことが果たして本当に正しいことなのか、意見が割れるところではないでしょうか。


- プライバシー権を重視 -


正直申しますと、各社のクラウド機能や料金体系の差異は、導入を検討する上でもはや重要事項ではないと考えています。それよりももっと大切なのは、私たちのコンピューターに詰まった大切な情報を、第三者に預けるという事実ではないでしょうか。クラウドの1番重要な焦点は、この点に尽きると言っても過言ではありません。例えクラウド提供者にとってはどうとなくとも、利用する私たちには大変大きな関心事です。

「個人情報を誰に提供しても良いと考えるか」


「自分の情報は最大限自分でコントロールする」


上記の事実を踏まえて最重視をすると、クラウドはAppleのiCloudが1番「ベター」なのではないかと考えます。

iCloud

iCloud

iphoneとMacとiPadを手掛けているAppleだから、クラウドサービスもユーザーを意識した作りになっていて、最初に申しました「これから長い間(できれば一生)、ストレスなく使い方を忘れることのない方法」を、iCloudは提供していると感じています。また、Appleユーザーを続けていくとAppleのあらゆる製品を購入する機会が多いので、いずれクレジットカード情報をAppleに提供することになるでしょう。「クレジットカード情報をweb上でむやみに広げない」という観点からも理にかなった選択ではないかと思います。

そして何よりも勝る事実として、Apple自身が「プライバシーは、基本的人権である」と高らかに宣言しています(リンクに飛びます)。これは、お客様の重要な個人情報を日々厳重に取り扱うことが多い侍業にとっては大変に心強いことであり、私がAppleを信頼できるパートナーとして見ている最大の源泉でもあります。

以上が、bootcampのWindowsとAppleデバイスとの共有方法を検討してみた私の私見でした。第三者による危険性を完全に排除するならば、NAS機能が選択肢として考えられますが、いつか必ずハードは壊れるものですので、その危険性と、今後のデータ保存のますますの重要性をあわせて考えますと、やはりクラウドサービスの導入が良いかと思います。

プライバシーは基本的人権

プライバシーは基本的人権

text&illustration : takahasi kei


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