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(NEWS)相続登記義務化に向けての取組み

2020.1.16.THU


僭越ながら、「書籍」なるものを作らせて頂きました(すみません、正確にはPDFですので本ではございません)。webサイトを運営していくうちに、様々な方と司法書士とが結びつく方法はないものかとぐるぐる思慮していまして、相続登記を1つのきっかけにしたいと奮起して約10ヶ月。ようやくご提供出来るものが準備できましたため、この場でお知らせしたいと思います。


- 「相続登記の義務化」に備えて -


2、3年前より「所有者不明土地」というキーワードが新聞やインターネット、テレビなどのメディアで取り上げられるようになりました。綺麗に整備された土地の一画に、周囲の整然とした雰囲気とはまるで似つかわしくない古びた家が堂々と鎮座している映像に、大きな疑問を抱いた方は多かったのではないかと推測します。その原因が、相続登記をせず放置したことにあるのは間違いありません。そして今の制度の下では手に負えなくなった状態があの「古びた家」であり、すなわちそれは相続未登記の象徴であることを示しています。

この所有者不明土地の問題を受けて、日本政府は相続登記の義務化を検討しています。今日現在では、実現するかはまだ未定ですが、おそらく義務化されるのは時間の問題ではないかと思われます。義務化されれば当然相続登記件数は増えていくでしょうが、その全てを司法書士による代理申請という従来の形式だけで対応するのは難しいかもしれません。そして権利意識が高揚している昨今、ますます本人による相続登記申請の重要性が高まっていくでしょう。司法書士は代理申請だけでなく、そのような時代の流れに応えることも重要な責務の1つだと考え、司法書士がサポートしながら相続登記の本人申請の推進を後押ししたいと思いました。

(同じ仕事をしている人からすれば)ちょっと変わった取り組みかもしれませんね。でも、日本政府と日本国民の意識はきっと私たち専門家の数歩先にあるはずです。だから本書のような存在が役に立つ日がいつか来れば、と願っております。



text&illustration : takahasi kei


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